73年前、第二次世界大戦を体験しました。その体験から、庶民の幸せを国に踏みにじらせないためにも、平和憲法を守り、維持することが大切です。
原爆を落とされ、そのどん底より今日の平和を守り抜くことは、私たちに課された、次の世代への義務です。過去を反省し、日本から、世界平和を発信しましょう。
自分の人生を振り返ることがあります。私の父親はフィンランド人、母親は日本人です。ハーフだった私の生きるすべは、目立たないようにし、周囲に同化することでした。肌の色も違う、髪の毛も違う、見た目も違う。子供のころから差別されてきましたから、心の底はだれにも見せず、周囲に同化する努力を続けてきました。
時代が進み、世の中が明るくなるにつれ、人としての自信を持てるようになりました。働き続け、多くの人たちを雇えるようにもなり、政治ボランティア、芸能活動を始めるようになりました。
数年前のことでした。若いころの願いを、今ならできると思いました。それは、歌手としてのCDデビューです。デビュー曲は「ジプシー・チェリー」です。私の心のテーマは頑張れ日本!世界の和≠ナす。歌手活動を通じて、多くの方と知り合い、その中には、第二次世界大戦で特攻隊の基地となった知覧のことを詳しく教えてくれる方もいらっしゃいました。
それ以来、私の印税はすべて知覧関連と東北大震災関連に寄付しております。今年も東京・明治座の大舞台で歌いましたが、舞台だけでなく、テレビ出演、ラジオ出演、YouTube出演など通じて、戦争反対を訴えております。すでに80年以上生きてきましたが、庶民の一人として、平和の灯を守り続けます。
最近、私の歌と日本舞踊を舞台でコラボさせるようになりました。多くの方に喜んでいただいている「頑張れ日本!世界の和!」を歌うのですが、日本舞踊の舞と「頑張れ日本!」「世界の和!」がピッタリ合いますす。とても新鮮に感じ、感動しました。
戦争はどんなことがあっても反対です。あの時以上の悲しい思いをさせたくありません。
歌手活動と共に、私は矯体療術士として働いています。ガンにかかり18年、3回の転移を克服し、今があります。同じように苦しんでいる人たちのお役に立てるようにと、民間資格の矯体療術士の資格を取得しました。
歌の好きな方と分かれば、施術の後に一緒に歌います。わたしを訪ねてくる方は、悩みを持っている方ばかりです。その悩みは家族にも話すことができなかったり、話しても、ちゃんと聞いてもらえなかったりするそうです。全てをお聞きし、私のこれまでの体験も全て話すことにより、心のケアも行っています。
私は小さなころから身内がおらず、いつも一人でした。今は、睡眠時間は3時間。食事は一日一食、夜中に一日の懺悔をした後、いただいています。
最後になりますが、私は、戦争や人種差別のない地球を願っています。過去の経験から、軍需産業の拡大に不安を覚えます。我が家大切! 日本大切! 世界大切! 地球大切!を忘れないようにしましょう。
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